vol. 216

2016.12.29

年収450万円でも貯蓄は1200万円! 高校教員女子が「20代で1000万円」貯めることができたワケ

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高山一恵さん
職種別にチェック!
隣のアノ子のお財布事情

どんなに仲の良い友達でも、「年収どのくらいあるの?」「貯金いくら持ってるの?」なんて、聞きにくいもの。周囲の人のお財布事情が分からないだけに、今の自分のお金のやりくりが正しいのかどうか、判断できないものですよね。そこでこの連載では、ファイナンシャルプランナー高山一恵さんに、これまでにあった相談事例を元に、働く女性たちのお財布事情を職種別に解説してもらいます。

ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
マネーマネジメントコーチ、DCプランナー
高山 一恵(たかやま・かずえ)
1974年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンの設立に参画し、10年間取締役を務め、退任。その後、2015年に株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性FPと女性をつなぐマッチングサイト「FP Cafe」の事業に注力。また、全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく、親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書に『35歳までにはぜったい知っておきたい お金のきほん』(アスペクト)など多数

~File.12~
高校教員女子のお財布事情

今回マネー相談にやってきたのは、都内の高校で国語科の教員をしているAさん(29歳)。

高校教員
勤め先が「名門」と呼ばれる私立高校ということもあり、20代の公立高校教員の平均年収と比べると高めの450万円です。

またAさんは、一人暮らしで29歳という若さにもかかわらず、貯蓄の金額は1200万円もあるそう!
一体どのように貯めたのでしょうか?

食事は自炊を徹底!
バーゲンや通販サイトを活用して支出を必要最低限にして貯蓄

Aさんの勤める学校法人は福利厚生が充実しているようで、家賃補助が出ています。家賃を5万円におさえて、毎月7万円以上は貯蓄。ボーナスもほとんど使わないそうです。

食事も自炊を徹底し、毎日のランチもお弁当持参と、暮らしは堅実そのもの。衣服・美容にもあまり興味がなく、バーゲンや通販サイトなどを活用して必要最低限のものを購入しているとのこと。

そんなAさんがお金を使うところといえば、趣味の読書と山登り。趣味には惜しまず使うとのことですが、それでも月額3万円程度。仕事や趣味が充実しているので、特に他にお金を使わなくてもストレスもたまらないそうです。

まさに「20代でも堅実に暮らせば1000万円を貯蓄できる」を体現している素晴らしい例ですね。

金融機関からオススメされた投資商品を“何となく”購入して大失敗!

一方、収入が安定している上にまとまった貯蓄があるAさんのところには、さまざまな金融機関や不動産会社からしつこく商品購入の勧誘があるそうです。

そして以前、Aさんは「超低金利の預貯金に預けておくだけではもったいない」と思い、金融機関からオススメされた投資商品を「有名な金融機関のものだから大丈夫!」と、よく考えずに購入したそう。でも、仕事が忙しくなってしばらく放置していた結果、大きく損をしてしまった経験があるそうです。

その他にも、金融機関からオススメされた商品で何となく買ってしまったものは損したものが多いのだとか。それ以来、賢く資産運用をしていきたいと思うものの、金融商品の購入には慎重になっているそうです。

Aさんのように、職業が安定している上に貯蓄も多いとさまざまな金融機関から商品の提案を受けるというのはよくあること。そして、今まで私のところにご相談にいらっしゃった方の中にもAさんのように金融機関のオススメ通りに商品を買ったら損をしてしまったという方は少なくありません。金融機関が勧めてくる商品が全てよくないわけではありませんが、金融機関もボランティアで事業を行っているわけではないので、利益を出さなくてはいけません。すると、「金融機関が儲かる商品」を販売する方が都合が良いのです。

「お任せします」は絶対NG!
金融商品の購入は自分にあったものを、自分で選ぶことが大切

金融商品を購入するときには、「お任せ」というワードが一番危険! 自分でもある程度勉強して、窓口の方に質問できるくらいになるとよいですね。

そして、金融商品を購入するときに、つい「いくら儲かるか」利回りに注目をしてしまう人が多いといますが、一番大切なポイントは「販売手数料」や「解約手数料」などのコスト。というのも、いくら素晴らしい商品でもコストが高いとコストを上回る成績を残せる商品は少ないからです。コスト負担が重い商品は私たちにとってはよい商品とは呼べないものが多いように思います。

自分の身を守るためにも、大人の女性のたしなみとしても、お金に関する知識は身につけておきたいものですね。

高校教員
次回は<フリーライター>女子のお財布事情です。
お楽しみに!

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連載『隣のあの子のお財布事情』の過去記事一覧はこちら

>> http://woman.type.jp/wt/feature/category/saifuをクリック

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