vol. 154

2016.09.27

「社割で買える」が使い過ぎの元!? 25歳で貯蓄ゼロ、 百貨店勤務アパレル販売女子のお財布事情

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高山一恵さん
職種別にチェック!
隣のアノ子のお財布事情

どんなに仲の良い友達でも、「年収どのくらいあるの?」「貯金いくら持ってるの?」なんて、聞きにくいもの。周囲の人のお財布事情が分からないだけに、今の自分のお金のやりくりが正しいのかどうか、判断できないものですよね。そこでこの連載では、ファイナンシャルプランナー高山一恵さんに、これまでにあった相談事例を元に、働く女性たちのお財布事情を職種別に解説してもらいます。

ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
マネーマネジメントコーチ、DCプランナー
高山 一恵(たかやま・かずえ)
1974年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンの設立に参画し、10年間取締役を務め、退任。その後、2015年に株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性FPと女性をつなぐマッチングサイト「FP Cafe」の事業に注力。また、全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく、親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書に『35歳までにはぜったい知っておきたい お金のきほん』(アスペクト)など多数

~File.09~
小売業界デパート勤務
アパレル販売女子のお財布事情

今回のご相談者は、大手百貨店に勤める販売女子のAさん。年齢は25歳。小さい頃からおしゃれが大好きで、デパートで働くことが夢だったそう。

デパート 販売職女子

大学卒業後は念願叶ってデパートに就職。大好きな衣料品コーナーの販売職として配置され、毎日楽しく仕事をしているとのこと。

一方で、仕事柄トレンドを先取りする必要があり、毎月のファッション代や人脈を広めるためのお付き合いで出費がかさみ、お金が貯まらないのがお悩みとのこと。

“社割りで安く買える”という感覚がアダに!?
服を買う&保管するための費用が月収の半分以上

ファッション好きというだけでなく、非常に美意識が高いAさん。相談にやってきたAさんを一目見て「かわいい!」とつい口にしてしまったほどです(笑)。

洋服は社割価格で買えるそうなのですが、「安く買える」と思うと、かえって油断して買い過ぎてしまうそうです。確かに、セールの時に“本当はいらない服”を買ってしまうことってありますよね。一度も着ずに、クローゼットに眠っている服も多いとのこと。

また、「物を処分するのが苦手」というAさん。増えていくばかりの洋服がクローゼットから溢れてしまい、今はレンタルクローゼットの利用も検討しているそう。

家計簿を見てみると、お給料の半分を洋服代などに使ってしまっていました。仕事柄、費用がかさむ項目であることは仕方ないのですが、将来のために貯蓄する習慣も身に付けたいもの。せめて給料の1割は貯金できるよう、洋服代を削減したいところです。

さらに、ボーナスも半額程度は貯金にまわすのが理想。今は洋服代や旅行代に消えてしまっているとのことなので、見直しをオススメしました。

持て余してしまっている服については、フリーマーケットなどで販売するのも一つの手。今は『メルカリ』のようなフリマアプリもありますし、上手に活用すればちょっとしたお小遣い稼ぎができそうです。

自己投資で「稼ぐ力」をアップ!
生活費半年分~1年分の貯蓄で安定基盤をつくろう

Aさんが貯蓄をしようと思ったきっかけとして、近々結婚を考えていることもあるそう。Aさん自身は結婚後もこのままデパートで働き続けようと思っているそうですが、もしも子供ができたら、個人の方にファッションアドバイスをしたり、お買い物におつきあいしてコーディネートしたりするフリーのパーソナルスタイリストになるという道も考えているとのこと。将来独立する可能性も選択しに入れ、今から洋服のことについて勉強したり、将来に備えて人脈を作ったりすることにも余念がありません。

前回のコラムでも紹介しましたが、将来のために自分自身に投資するお金の使い方はとても有効です。フリーになる準備としても重要ですが、今現在の「稼ぎ力」アップにもつながるお金の使い方と言えますね。

自己投資も行いつつ、前向きに仕事に取り組んでいる頑張り屋のAさん。改めて、お財布事情で気になるのは、貯蓄の少なさです。

「若いうちは貯蓄なんていらない」と考えている女性も少なくないかもしれませんが、いつ病気で働けなくなるか、会社の業績が悪く収入が減少したりする事態に見舞われるか、誰にも分かりません。不測の事態に陥ったときでも焦らないで済むように、少なくとも毎月の生活費の6カ月分から1年分は20代のうちから貯蓄しておくと安心できますよ。

無駄な支出をカットするよう心掛けつつ、月収の1~2割を貯金、ボーナスの半分を貯金!
まずは無理のない範囲で貯蓄習慣を付けていきましょう。

デパート 販売職女子

次回は<製薬業界 研究>女子のお財布事情です。
お楽しみに!

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販売職

連載『隣のあの子のお財布事情』の過去記事一覧はこちら

>> http://woman.type.jp/wt/feature/category/saifuをクリック

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