vol. 115

2016.07.25

「彼氏の年収が低過ぎて結婚できない!」結婚後のお金の不安を解消するために未婚女子が知っておくべきこと

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高山一恵さん
お金のプロに聞きたい!
働く女性のマネーのお悩み相談室

仕事をしている女性であれば、自分の収入や貯金、保険や税金のことなど、お金のことで一度は悩んだことがあるはず。そこでこの連載では、女性から大人気のファイナンシャルプランナー・高山一恵さんに、読者の皆さんから寄せられたマネーのお悩み相談に乗っていただきます! 自分のお金を賢く貯める・増やす・使う術を学びましょう

ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
マネーマネジメントコーチ、DCプランナー
高山 一恵(たかやま・かずえ)
1974年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンの設立に参画し、10年間取締役を務め、退任。その後、2015年に株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性FPと女性をつなぐマッチングサイト「FP Cafe」の事業に注力。また、全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく、親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書に『35歳までにはぜったい知っておきたい お金のきほん』(アスペクト)など多数
彼氏の年収が低い

「お金がないから結婚できない」若者が増えている?
養ってほしい女性と、養えない男性

最近、私のところにも今回のようなご相談でいらっしゃる方が増えています。非婚・晩婚化が社会問題になっていますが、結婚しない男女に理由を聞くと、経済的な不安を理由に上げる人が多いようです。また、今の時代は男女共に派遣社員やアルバイトなど、非正規雇用で働いている人が少なくありませんよね。自由な働き方はできるかもしれませんが、年収はどうしても低くなりがちですし、福利厚生も正社員と比べれば手薄です。

さらに、結婚、出産をきっかけとしてやむを得ず退職する女性がいまだに多いことも事実。家族を一人で十分養えるほどの稼ぎがある男性は少なくなっているにも関わらず、そうなると家計は男性頼み。ますます不安感が募ります。

一方、自ら「出産を機に子育てに専念したい」と考える女性もいて、「結婚するなら経済力のある人」と決め込んでいる人も少なくありません。しかし、国税庁の調査によれば、年収800万円を稼いでいるような男性はビジネスパーソン全体の約2%程度。そのなかでも20代~30代の男性となれば、もっと割合は少なくなり希少な存在。そんな男性からプロポーズされるのをひたすら待っているとすれば、結婚は遠のいていくばかり。

男性側も、「自分ひとりで家族を養える」なんて思っていませんから、経済力のあるパートナーを求めています。結婚とお金の問題は、今の若手世代にとってはかなり大きな問題と言えそうです。

年収400万円以上の男子は今や30人に1人!
男性の稼ぎだけで子育てするのは難しい時代

愛があればお金なんて関係ない……と言いたいところですが、実際の生活ではいろいろなお金が掛かるもの。精神論だけでは、結婚生活はうまくいきません。

今回のご相談者さんの彼は同級生とのことですが、このご時勢、たとえ彼がこれから正社員になれたとしても、高度経済成長時代のようにお給料が右肩上がりになっていくとは限りません。年収400万円以上の男性も今や30人に1人といわれています。だからこそ、「2人で家計を支え続ける」ことを前提にこれからの生活を考えていく必要があります。

お互いが年収300万円をキープし、家計収入が年に600万円になれば、2人で暮らしていくには十分な額です。つまり、相談者さんが仕事を辞めない意思があれば彼との結婚は問題ありませんが、彼の稼ぎで暮らしたいのであれば相当な覚悟が必要です。

また、「子どもを持つ・持たない」、「子どもを持った場合どのように育てたいか」も、2人の価値観が一致しているか確認しておくべきです。

「子どもができたら幼稚園から私立に入れて進学させ、習い事もさせたいたいし、留学もさせたい……」。もしそういう理想があるならば、世帯収入が年間600万円では正直厳しい! どのようなライフスタイルが2人にとって理想なのかによって、必要なお金はかなり違ってくるものです。

結婚前に確認すべきポイントは収入だけにあらず!
あなたのパートナーは家事や育児に協力的?

いずれにせよ、彼は今年収が250万円くらいということですので、もう少し年収を上げられる可能性がないか検討してもらいましょう。また彼にばかり求めるのではなく、あなた自身も今の会社でお給料が上がらないことが分かっているのであれば、職種の変更も含め、転職を考えてみてもいいと思います。

そして、結婚・出産後も共働きが前提なのであれば、彼がどのくらい家事や育児に協力的なのかもポイント。結婚前に家事や育児の分担について話し合っておくことをオススメします。

実は、私も若い時には「男性が主な家計を支えるべき」といって経済力を求めていたので、男性に頼りたい気持ちは本当によく分かります……。でも、養ってもらうという行為には、大きなリスクがつきまとうもの。自分自身が経済的・精神的に自立していることこそが、将来の不安を解消する最も有効な手立てになります。

自分に十分な経済力さえあれば、今回のようなことで悩むこともなく、愛だけで相手を選ぶこともできますしね!

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『FP Cafe』

『FP Cafe』は、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかるFPと女性をつなぐマッチングサイト。たくさんの女性FPが登録しているからこそ、自分にぴったりなFPを探すことができます。また、『FP Cafe』内のサービスは完全無料・匿名で利用可能。女性の人生の変化や転機に強い、「ハッピーマネープラン」をサポートしています

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