vol. 60

2016.04.27

堅実なやりくりに余念なし!「早期リタイアで趣味生活を満喫したい」金融業界女子のお財布事情

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高山一恵さん
職種別にチェック!
隣のアノ子のお財布事情

どんなに仲の良い友達でも、「年収どのくらいあるの?」「貯金いくら持ってるの?」なんて、聞きにくいもの。周囲の人のお財布事情が分からないだけに、今の自分のお金のやりくりが正しいのかどうか、判断できないものですよね。そこでこの連載では、ファイナンシャルプランナー高山一恵さんに、これまでにあった相談事例を元に、働く女性たちのお財布事情を職種別に解説してもらいます。

ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
マネーマネジメントコーチ、DCプランナー
高山 一恵(たかやま・かずえ)
1974年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンの設立に参画し、10年間取締役を務め、退任。その後、2015年に株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性FPと女性をつなぐマッチングサイト「FP Cafe」の事業に注力。また、全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく、親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書に『35歳までにはぜったい知っておきたい お金のきほん』(アスペクト)など多数

~File.04~
金融業界女子のお財布事情

金融業界女子
大手金融機関に勤める28歳シングル女子Aさん。大手都市銀行の法人営業部で総合職として勤めていることもあり、お金の勉強は熱心にしているそう。とても堅実な方で、家計簿アプリを使ってきちんと月々の家計管理もしていました。

そんなAさんには、「50歳くらいで仕事を辞めて、その後は趣味の茶道を自宅で教えて暮らす」という夢があります。そのため、日々無駄遣いはせずに貯蓄をしているそうなのですが、もっとハイペースでお金を貯めたいということで相談に来てくれました。

今まで私が相談に乗ってきた金融機関にお勤めの女性たちに共通するのは、堅実さ。

Aさんも、無駄な買い物はせず、ランチも自炊してお弁当と水筒を持参。飲み会も月数回と限定し、基本は友達とお惣菜を持ち寄っての家飲みが主流だと言っていました。

手取り25万円で月7万円の貯金を可能にする金融女子の節約術

加えて、食費やレジャー費など、支出項目ごとに毎月の予算を立て、その範囲内で暮らすということを習慣付けているAさん。年齢的に結婚適齢期ということもあり、ご祝儀用の支出まで見越した予算表を作ってやりくりし、手取り月収25万円ながら毎月7万円も貯金をしています。

また、日常の買い物は特売日などを調べて、週末にまとめ買いをしているそうです。若い女子がお金を使いがちな美容費、衣服費などに関してもネットショッピングを活用して予算を抑えて購入するようにしているそう。省ける支出は徹底的に省いています。

1人暮らしで手取り収入の2割以上をコンスタントに貯金できるのは、将来の備えにもなり、大変理想的なペースだと思います。

“いつも我慢する”のはNG!メリハリのあるお金のやりくりを心掛けて

一方、過度なケチケチ生活は、ストレスを生む原因にもなります。ストレスがたまると、無駄なものをたくさん購入してしまったり、散財してしまう人も多いのではないでしょうか。

Aさんに関しては、普段は節約生活を心掛けているものの、「趣味を活かして茶道の先生になり、早期退職したい」という目標があるため、茶道道具には、お金に糸目をつけない一面も。また、旅行も好きだそうで、年に2回は海外旅行に行き、リフレッシュしているそうです。

使うところは使い、貯めるところは貯める”といったお金の使い方ができているので、日常の節約生活を不満に思ったことがないそうです。

何でも我慢するのがいいというわけではなく、自分で本当に納得のいくお金の使い方ができるようになることが一番! 貯金も自然と増えていくだけでなく、人生がより充実していきますね。

お金を貯める目標を明確にしよう

さらに、Aさんが毎月堅実に暮らして理想的な貯金ペースを維持してきたのは、「50歳でリタイアしたい!」という明確な目標があるから。

私のところに相談にいらっしゃる女性たちの中には、「お金を貯めたい」という方が大勢います。でも、なぜお金を貯めたいのかが不明瞭な方も多く、それだとなかなかお金が貯まっていきません。よほど意志が強い人でないと「なんとなく貯める」ができる人は相当少ないのです。

ですから、貯金を増やしたいという人は、「なぜ・何のために貯金がいくら必要なのか」、貯める目的からしっかり考えておくとお金が貯まるようになっていきます。

貯蓄ペースアップには「不動産投資」の活用もアリ!

一般的なケースで見れば、毎月理想的なペースで貯蓄ができているAさんですが、まだまだ貯蓄ペースを加速させたいと考えています。

株式投資にトライしようと思ったこともあるそうですが、金融機関に勤務していることから制限があり、試せなかったということ。そこで目を付けたのが、「不動産投資」でした。

不動産投資というと、「難しそう……」というイメージを持っている人も少なくないと思います。でも、優良物件であれば毎月安定的に家賃収入を得ることでき、値上り益も狙える、投資手法としてはどちらかというと手堅い分野なので、私はオススメしています。

加えて、不動産投資に必要となる銀行から融資は、“社会的信用度が高い人”ほど好条件で受けられます。Aさんのように、年収450万円を超え、大手金融機関勤務、正社員なら融資も通りやすいでしょう。

手堅い投資とはいえリスクが全くない投資はありませんから、予め自分で勉強する必要もありますが、自分の目標に向って貯蓄ペースをアップさせたいという人は、不動産投資も1つの選択肢にしてみると良いですよ!
 

金融業界女子
次回は<IT業界>女子のお財布事情です。
お楽しみに!

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連載『隣のあの子のお財布事情』の過去記事一覧はこちら

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