vol.8(2007年1月30日更新)


「いつかは海外で働きたい!」―そんな夢を抱く人も多いのでは?
一足先に日本から脱出した先輩ワーキングウーマンたちに、海外進出成功のヒントを教えてもらおう。


出張には長男も同行。まだ4歳だがドイツ語、英語、日本語で会話!
ドイツ銀行時代の友人の結婚式にて。右にいるのが緒方さんのご主人
休日には、家族で近所の公園へ。子ども3人とご主人でサッカー遊び
語学力を活かしたい――そんな思いで大学卒業後、大手印刷会社へ入社した緒方ヴェストベルグ美樹さん。しかし配属先は国内営業部門だった。

「語学を活かせる仕事がしたい」と、緒方さんは外資系企業へ転職。その後、ドイツ人の彼と一緒にドイツへ渡った。結婚、現地の大手銀行への就職と、新天地で順風満帆な人生の始まりかと思いきや、事態は急変。ニューヨークのテロで事業が一気に縮小し、仕事が激減する。

周囲は30歳くらいまで金融を専門的に勉強してきた人ばかりで、仕事を教えてくれる人もいない。次第に、自分の力が活かせる場所はほかにあるんじゃないかと考えるようになった緒方さんは、妊娠が発覚したのをきっかけに退職する。

出産後、育児をしながら自分らしい働き方を摸索するなか、助産婦に紹介されたオーガニックコスメが、海外で起業するきっかけになったそう。「『これはスゴイ!』と思って、徹底的に調べました。日本ではまだ認知度は低いけど、ケミカルを一切使用しないという本当に良いコスメ。

日本の女性にももっと知ってもらいたい。だったら日本の文化や女性のニーズを知っている私が、日本とドイツの架け橋になってみようって」日本人顧客が少なく、銀行時代には発揮できなかった、“自分にしかできないこと”が起業というスタイルのなかにあったのだ。

現在30歳にしてドイツと日本を仕事で行き来する社長。そして3児の母!自分の強みを知り、それにこだわり続けた緒方さんは、これからも信念を持って働き続ける。

女性は海外のほうが日本より働きやすいと思う?
ホームシックにかかったことは?
いまの仕事は楽しいですか?
海外で働く前に、英語力は身につけていくべき?
海外の企業は完全に実力主義って本当?
2000年 新卒で大手日系印刷会社に就職。国内営業に配属される
2001年 外資系グループの派遣社員に。イギリス人のボスのアシスタントに付く。9月に現在の夫とドイツへ。現地の大手銀行に就職。プライベートバンキング部に配属。ニューヨークテロ後に事業が縮小。
2002年 妊娠。「権利があるから辞めるのはもったいない」と夫に説得されるが6月に退職。11月に長男出産
2004年 長女出産。助産婦の紹介で出会ったオーガニックコスメをきっかけに起業ドイツ法人『Japan  Duty Free-Germany』を設立する
2005年 次女を出産
2007年 日本でオーガニックコスメのセミナーや講演を行うなど、仕事の幅は拡大中
働くビタミン 目指すは海外進出!Global Working Woman

vol.8 (2007年1月30日更新)

「いつかは海外で働きたい!」―そんな夢を抱く人も多いのでは? 一足先に日本から脱出した先輩ワーキングウーマンたちに、海外進出成功のヒントを教えてもらおう。

ドイツ在住歴5年
緒方ヴェストベルグ美樹さん

横浜市出身。学生時代に海外留学を経験。2OD4年、ドイツ流人 「JapanDuty Free-Garmany」を設立。現在、ドイツで天と3人の子どもと一轄に暮らしている。自社サイトでオーガ二ックコスメを販売。

 緒方ヴェストベルグ美樹さん

日本でもドイツでもこだわったのは自分の“強み”を活かせるかどうか

語学力を活かしたい――そんな思いで大学卒業後、大手印刷会社へ入社した緒方ヴェストベルグ美樹さん。しかし配属先は国内営業部門だった。

「語学を活かせる仕事がしたい」と、緒方さんは外資系企業へ転職。その後、ドイツ人の彼と一緒にドイツへ渡った。結婚、現地の大手銀行への就職と、新天地で順風満帆な人生の始まりかと思いきや、事態は急変。ニューヨークのテロで事業が一気に縮小し、仕事が激減する。

周囲は30歳くらいまで金融を専門的に勉強してきた人ばかりで、仕事を教えてくれる人もいない。次第に、自分の力が活かせる場所はほかにあるんじゃないかと考えるようになった緒方さんは、妊娠が発覚したのをきっかけに退職する。

出産後、育児をしながら自分らしい働き方を摸索するなか、助産婦に紹介されたオーガニックコスメが、海外で起業するきっかけになったそう。「『これはスゴイ!』と思って、徹底的に調べました。日本ではまだ認知度は低いけど、ケミカルを一切使用しないという本当に良いコスメ。

日本の女性にももっと知ってもらいたい。だったら日本の文化や女性のニーズを知っている私が、日本とドイツの架け橋になってみようって」日本人顧客が少なく、銀行時代には発揮できなかった、“自分にしかできないこと”が起業というスタイルのなかにあったのだ。

現在30歳にしてドイツと日本を仕事で行き来する社長。そして3児の母!自分の強みを知り、それにこだわり続けた緒方さんは、これからも信念を持って働き続ける。

Pictures

写真1
出張には長男も同行。まだ4歳だがドイツ語、英語、日本語で会話!
写真2
ドイツ銀行時代の友人の結婚式にて。右にいるのが緒方さんのご主人
写真3
休日には、家族で近所の公園へ。子ども3人とご主人でサッカー遊び

緒方さんへの5つの質問

女性は海外のほうが日本より働きやすいと思う?
YES!
ホームシックにかかったことは?
NO!
いまの仕事は楽しいですか?
YES!
海外で働く前に、英語力は身につけていくべき?
YES!
海外の企業は完全に実力主義って本当?
YES!

緒方さんの海外進出物語

  • 2000年
    新卒で大手日系印刷会社に就職。国内営業に配属される
  • 2001年
    外資系グループの派遣社員に。イギリス人のボスのアシスタントに付く。9月に現在の夫とドイツへ。現地の大手銀行に就職。ブライベートバンキング部に配属。ニューヨークテロ後に事業が縮小。
  • 2002年
    妊娠。「権利があるから辞めるのはもったいない」と夫に説得されるが6月に退職。11月に長男出産
  • 2004年
    長女出産。助産婦の紹介で出会ったオーガニックコスメをきっかけに起業ドイツ法人『Japan Duty Free-Germany』を設立する
  • 2005年
    次女を出産
  • 2007年
    日本でオーガニックコスメのセミナーや講演を行うなど、仕事の幅は拡大中

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