
「実は私、チーフに注意されるくらい接客が長くて(笑)。お客様とお話するのが本当に楽しいと思える仕事なんです」
ファッションや香水などの輸入・販売を手掛けるブルーベル・ジャパンで、フレグランスアドバイザーとして活躍中の鈴木美香さん。短大を卒業した彼女は、やりたい仕事が見つからず、偶然見つけた化粧品メーカーで販売のアルバイトを始めることに。その経験から、「接客業を一生の仕事に」と考えた鈴木さんは、正社員になる道を選ぶ。しかし、6年勤めても、年功序列で自分の意見が通りにくい社風に限界を感じるようになったという。そんな時、知人から紹介されたのが同社だった。
「販売職以外に、本社と店舗をつなぐフィードコーチや、スタッフのスキルアップを後押しするトレーナーなど、さまざまなポジションの人が意見を出し合って、お店を作るという社風に惹かれました」
販売の経験をアピールして面接を通った鈴木さんは、知識を活かせる化粧品部門に配属。2年目にヘアケア部門のチーフになったが、実は現在のフレグランス部門への異動で、その肩書きはいったんなくなってしまったという。
「肩書きがなくなっても、社内一の売り上げを誇るショップに配属されたことには、昇進と同じくらいの意味があると思います。長期的に考えれば、肩書きを維持するよりも仕事の幅が広がりますからね」
同社での鈴木さんの目標は、プロモーションなどを仕切るプロモーターになること。
「プロモーターになれるのは、今のショップでチーフになってから。まだまだ先の話ですが、『まだまだ』と言えるのって夢があって素敵ですよね」